那須こたろうファームさんは、2009年から1年間のトマト研修を経て2010年にトマト農家としてスタート。
当初2種類から始めたトマトの栽培が、今や30種類以上のトマトを始めとして、年間100種類を超える高原野菜を栽培している。
一度食べたら他の野菜と比較出来ない程の鮮度とシャキシャキ感、調理した時の柔らかさに驚かされる。
この出会いが食生活を大きく変えてくれた!
野菜中心の食卓は心も身体も元気にしてくれる。
こたろうファームさんは、食材選びのパートナーとして日々美味しい野菜と健康な生活を、私たちに届けてくれる人生のベストパートナーである。
目次
こたろうファームについて
こたろうファームさんの社長、こたろう氏は実は犬である。今年15歳を迎える。
社長秘書のこむぎちゃん、使用人と言われるオーナーの和彦さんと奥様で広報担当の陽子さん、そして、販売員のこなつちゃん(白猫)と平社員もっくん(黒猫)。
こたろう社長いわく、和彦さんと陽子さんが農業を始めたきっかけは、和彦さんがトマトを好きだったから。観光で那須に遊びに来た時に食べたミニトマトが、とても美味しくてその味が忘れられず、とうとう自分で作ってしまったというエピソード。
その行動力とセンスの素晴らしさに脱帽。
トマトへのこだわり
トマトで彩りを添え、食欲がわく華やかな食卓を提案したいという想いから、ピンク・赤・紫・オレンジと色とりどりのトマトを育てる。
無人販売所の魅力
小さな缶にお金を入れて購入
ふとした事がきっかけで、ある日裏道を通って出会った無人販売所。
季節ごとに彩りを変えるこの採れたて野菜たちには、ここでほぼ毎日出会える。
時々有人だったりして、陽子さんとの会話も楽しみのひとつ。
今日は何があるかな?
毎日ワクワクしてついつい通ってしまう。
鮮度を保つ野菜の保存方法や、美味しいレシピメモもあって、今まで考えてもみなかった食べ方を発見出来るのも嬉しい。
例えば、レタス=サラダしか思いつかなかったが、豚とレタスしゃぶしゃぶにして食べると旨みも増してシャキシャキ・ヘルシーなメインディッシュに早変わり。
とんがりキャベツはカットしてローストにするとまた美味しい。
スーパーでは出会えないような異色の野菜たちに出会えるのもこたろうファームさんならではの魅力。
価格も大玉レタスやずっしり重いとんがりキャベツが200円、ルッコラやパセリは150円と、どれも150円~250円の価格帯でお財布にも優しい。
野菜の花たち
ルッコラの花・小松菜の花・ちんげん菜の花・・・
もうひとつの楽しみは、季節に咲く菜の花たち。
「菜の花」ってひとつだと思っていたら、色んな野菜たちの花が「菜の花」。
言われてみればそうかと。そして花の形もそれぞれ異なっている。
野菜の花は素朴でいて優しく可憐。食卓を彩るもうひとつのささやかな贅沢。
トマトあれこれ
これから夏に向けて心待ちにしているのが、こたろうファームさんこだわりのカラフルトマト。
ネーミングもユニークで愛らしい。
- ピンキーとキラーズ
- アマルフィーの誘惑
- ベネチアンサンセット
- ロッソナポリタン
- トスカーナバイオレット・・・
まるでトマトだけで海外旅行をしているみたい。
トマトも個性豊かな味・色・形で自己主張しているのだとか。
毎年様々な種類の種から苗を育て、嬉しい事に5月頃には苗も販売してくれる。
家庭菜園を通じて、美味しい野菜を育てる事がいかに難しいかも実感。
今年は34種類!どんなトマトに出会えるか期待が膨らむ。
今年のトマトの種 パッケージもお洒落 ある日のお買い物(2020年より) 苗の販売
こたろう野菜セット
こたろうファームさんの、新鮮野菜の直送便「こたろう野菜セット」も大人気の商品。
2,000円+送料(季節によりクール便)で気軽に注文出来る。
那須には行けないけど・・・と言う方にも是非食して欲しい。
野菜たちの明日
作り手の想いや人柄までが味わえる、愛情を一杯注がれて育てられた野菜たち。
明日もまた、誰かの食卓に彩りと幸せを届けてくれるに違いない。
那須こたろうファーム
無人販売所
営業時間:9:00~17:00
定休日:水曜日
野菜セットの注文先:https://linktr.ee/kotarofarm
Wev:https://www.kotarofarm.com
Instagram: @kotarofarm