レジャー

なんじゃこりゃ!?「温泉スパ+恐竜」の型破りな癒しの空間があったぞ!

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ブランヴェール那須の日帰り温泉

いきなり恐竜がお出迎え。
意外すぎるホテルのアプローチ

昔はお風呂に入るためにわざわざ旅行する人の気持ちが分かりませんでした。 しかしおじさんになったいま、その気持ちがよ~く分かります。
温泉こそ、旅の醍醐味なのです!

こんにちは。那須在住ライターのタッキーです。 車内に着替えとタオルを常備して、気が向いたときに日帰り温泉でひとっ風呂。これぞ那須住民の生活特典だと個人的に思ってます。とくにさむ~い冬は体が芯から温まり、格別です。

駐車場を降りて歩き始めると、点々とした白い足跡が

そこで今回は日帰り温泉も利用できる「ホテルブランヴェール那須」さんにおじゃましてきました。駐車場に車を止め、建物へと歩き始めると、アスファルトになにやら大きな足跡が。
猫の肉球?ではないな。とするとこれは? 地面から目線を上げるとそこに現れたのは、

ズドォーン!!

スピノサウルス(手前)と恐竜の王様ティラノサウルス(奥)

出ました、お顔もとっても怖い「スピノサウルス」「ティラノサウルス」のお二方! それにしてもデカくてリアルなおカラダ。失礼して横を通り過ぎようとすると、こちらの動きに反応して「グゥオォォン」と雄叫びを上げる恐竜たち。
ひえぇ~、迫力満点。

那須高原の森に馴染んでしまうのはなぜだろう

ただもう1体、一緒に並んで立ちすくむ「ステゴサウルス」だけ、とても意外な鳴き声を聞かせてくれます。

「クッ、クッ、クッ」

どこかユーモラスな顔立ちのステゴサウルスは鳴き声もカワイイ

拍子抜けするようなカワイイ「ステゴサウルス」の鳴き声に、思わずぷっと吹き出す筆者。
さてホテルのエントランスまでやってきました。両サイドの柱には卵からかえったばかりの恐竜の赤ちゃんが、シュールにお出迎え。

ブランヴェール那須のエントランス。客人を迎える表情としては、かなり攻めている

ロビーに入ると右手の待合室には、かの有名なトリケラトプスが1体、デカデカと鎮座しております。さらに天井の照明には、なぜか骸骨のプテラノドンが空中を飛翔するといった具合。
う~む。これでもかと恐竜を推してくるホテルも珍しいじゃないか。

人と待ち合わせをしたり、受付をするロビーにこのインパクトはすごい
何に使うのか分からない恐竜の頭と手袋

ロビーで圧倒されていると、ひとりの男性が自分のもとにやって来た。 今回、取材に対応していただく、中国出身のフロントマネージャー、謝(シャ)さん。さっそく施設を案内いただきながらお話しを伺いました。

お話しを伺ったフロントマネージャーの謝(シャ)さん

恐竜だけじゃなかった!
御用邸と同じ泉質の岩風呂でほっこり

タッキー

「ブランヴェール那須さんがオープンしたのはいつなんですか?」

謝さん

「2016年になります。施設はもともと東京都の保養所でした。それを民間が買い取る形で現在のホテルになりました」

タッキー

「へぇ~、そうなんですね。ところでなぜ恐竜なんですか?」

謝さん

「最初は社長の趣味ですね(笑)」

タッキー

「ふふ(笑)そうだと思いました」

謝さん

「まぁ、他のホテルと違うものを打ち出したいという思いもありまして。那須で唯一、恐竜のいるホテルにしようと」

タッキー

「そのお気持ち、よ~く分かります。しかもおざなりのインパクト狙いではなく、徹底的にやっている感じが恐竜への愛を感じます」

首を動かしながら雄叫びを上げる恐竜はとてもリアル。小さなお子さんだけでなく、大人のお客さんにも喜ばれているそう。 そんな話をしていたら温泉浴場に到着。ゆっくりとお湯に浸かるのはまたの機会に譲るとして、ここは特別に水着で足だけ浸からせてもらうことにしました。まずは内風呂から。

内風呂
温泉の内湯。シンプルだが開放感のある浴場だ

「失礼します。うん、無色透明のお湯ですね」

「はい。泉質はアルカリ性の単純泉でお湯が柔らかく、入りやすいです。しかもここは那須御用邸から近く、泉質が同じです」

無色透明のお湯
無色透明な単純泉のお湯は美肌効果も期待できる。クセがなく入りやすい

「へぇ、じゃロイヤルファミリーと同じ泉質のお湯に浸かっているんだぁ」

「そうですね」

続いて岩に囲まれた露天風呂へ。

じんわりとしたお湯の気持ち良さが足から伝わってきます。肌ざわりは滑らかで、美肌効果もあるとのこと。 今日はあいにくの雨模様。だけどもしこれが雪だったら、岩に囲まれた雪見風呂に。最高じゃないですかぁ。

露天風呂
外湯は岩風呂になっていて、雪が積もれば雰囲気バッチリの雪見風呂になるぞ!
※特別に許可を得て入湯しています

スパとプールと恐竜と。
癒しと興奮の妙をご堪能アレ!

続いて謝さんに案内されたのが温泉のお隣りにある施設、クアハウス。中央に20mのプール、その周りを取り囲むようにさまざまな浴槽が並ぶスパとなっています。

タッキー

「うわぁ、広いですねぇ。天井、高っ!タイル張りの柱や石造りの浴槽が、海外のスパみたいでカッコイイです」

謝さん

「スパのお湯も温泉になっています。温泉とプールを交互に楽しんでいただくのもオススメです」

クアハウスは20mプールとスパの浴槽がある

日本の温泉も広い意味ではスパといえるでしょう。ただ、水着を着用し、プールなど広いスペースでの遊び要素がプラスされたヘルスケアの温浴施設を一般的にはスパと呼ぶみたいです。
また温泉を英訳すると“hot spring”ですが、これは世界的な基準として37℃以上のお湯と規定されています。だけどスパで使用するお湯にはその温度規定がないため、36℃以下のお湯が使われている施設は必然的に“spa”となるわけです。

半身浴と全身浴ができる浴槽もスパらしい造り
謝さん

「子ども用プールで遊ぶお子さんの様子を見ながら、お母さんはスパに入るという利用の仕方もできます」

タッキー

「なるほど。結構クアハウスだけで温泉を楽しめちゃう感じなんですね」

謝さん

「そうですね。日帰り温泉は「温泉」と「プール」の2つの料金プランがあります。純粋にお風呂だけ入りたいお客様は温泉のみ利用されます。一方でプールご利用の方は、温泉施設も両方利用することができます。ですからお子さん連れのご家族はみんなで楽しめるプールがオススメです」

底の浅い子ども用プールもあります
タッキー

「確かに那須に遊びに来た友人家族を連れて来たら喜ぶだろうな。でも自分は一人でもプールを選びますね。だって、この空間でリラックスしたいもん」

それでは実際にどんな浴槽があるのか、スパをぐるっと見てみましょう。もちろん、こちらにも恐竜たちが勇壮な姿でたたずんでいます。最初は出オチかと思った彼ら。しかしここまで施設内に何体も登場すると、さすがに目も慣れてきました。

寝湯も重厚な石造りの浴槽になっている

ナニナニ?看板に効能が書かれているぞ。

★泡のこわれる刺激が温熱作用を高め腰痛・肩こりなどに効く「気泡浴」★

★比較的小柄で、歯が無いかわりにフラミンゴのような太く短い角質のくちばしをもつ「オヴィラプトル」★

★発汗で新陳代謝を高め、疲労回復・神経痛・筋肉痛に効く「半身・全身浴」★

★大きさは七面鳥から大型犬程度と小型ながら、恐ろしいハンター「ヴェロキラプトル」★

★ゆったりと横たわり、鎮静・鎮痛・睡眠作用がある「寝湯」★

プールサイドから遠くを見つめる、日に焼けたお顔立ちの方

重厚感ある寝湯のお隣りには、恐ろしいハンター「ヴェロキラプトル」。リラックスしに来たのか、興奮しに来たのかよく分からなくなるものの、ブランヴェールがいかに那須でオンリーワンの温泉施設かということはよく分かりました。ぜひホテルに宿泊がてら、その魅力を堪能してみてください。

那須で恐竜と戯れたいなら、この温泉ではないでしょうかぁ
タッキー

「いやぁ、楽しかったです。次回はぜひプライベートで遊びに来ようと思います」

謝さん

「ぜひ、お待ちしています。尚、1月から3月までクアハウスはお休みとなりますので、ご注意ください」

タッキー

「そうなんですね。じゃ、冬は雪見風呂を楽しみにしています」

広々としたクアハウス。次回はぜひプライベートで来たい

ホテルを出て、駐車場へと向かいます。なんだか、自分がどこにいるのか分からなくなる温泉体験でした。

最後にまた三恐竜が見送ってくれます。

「ステゴサウルス君、またね~」

「クッ、クッ、クッ」

【ホテルブランヴェール那須】
場所:栃木県那須郡那須町湯本206-194
日帰り温泉およびプール利用時間:13:00~20:00(プールは1/7~3/18休業)
休館日:年中無休
連絡先: 0287-74-5588/0287-76-6200(ナビ)
利用料金:温泉 平日(大人500円・子ども300円)/土日祝(大人800円・子ども500円)
プール 平日(大人1,000円・子ども500円)/土日祝(大人1,800円・子ども1,000円)※プールの方は温泉も利用できます。
特別料金:毎月12日の10:00~16:00はプールおよび温泉を半額で利用できます
HP:http://blancvert-nasu.com/

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