6月です。朝食はパンより米派、まっしぃです。
田植えもいよいよ終わりを迎えるこの時期にぴったりのイベントに参加してきましたっ!
その名も『芦野の里の田植え祭り』!!
芦野は那須町の東に位置し、旧奥州街道(現在の国道294号)の宿場町として栄えた町で、今でも、歴史的に重要な史跡が数多く残っています。
その史跡の1つ、かの有名な松尾芭蕉が句を詠んだ“遊行柳”を望む水田で毎年行われるのがこのお祭りです。
昔ながらの馬の代掻きと田植え歌に合わせて早乙女(田植えをする若い女子)達が行う田植えがお祭りの目玉!
昨年から行われている、〈花嫁行列〉も必見だという。
事前の聞込み調査によると・・・
「とにかく、カメラ小僧がすごい!」らしい。
・・・へ?
行けばわかるということで、疑問を抱えつつ会場である那須町芦野の“遊行庵”へ。
9時開始ということで、10分前に到着も、駐車場は満車・・・。
誘導員さんの案内で少し離れた臨時駐車場に停めることができました。
会場はすでに、多くのカメラ小僧や参加者で賑わっています。
このお祭りの主役ともいえる、福島県飯館村“細川牧場”さんのお馬さん達も準備万端です。
無料の田植え体験ができるということだったので、まずは受付にて申し込み。
事前予約制の有料体験(2800円)もあり、
- 田植え体験
- 昼食
- お土産
- 収穫したお米2キロ
と、充実の内容!那須町観光協会で予約が可能とのことでした。
そうこうしているうちに、代掻きが始まり・・・、
私はあの言葉の意味を知ることになるのです・・・。
「とにかく、カメラ小僧がすごい!」
すごい!
すごすぎる!
我先にとシャッターを切りまくるカメラ小僧の皆さん。
激昂したカメラ小僧たちの言葉が飛び交い、ここはまるで戦場。
もう戦場カメラマンさながらです。
この最高のロケーションですもの、熱くなるのも当然ですね。
最高の被写体を見つけるや否や、一斉に取り囲みます。
次は乗馬体験をしていた女の子にロックオン!
もう・・・
「とにかく、カメラ小僧がすごい!」
そして、待ちに待った田植え体験!皆おそろいの衣装に着替えます。
恐る恐る田んぼの中へ。転ばないように慎重に・・・。
泥を踏みしめる感覚がひんやりぬるっと気持ちいい。
田植え歌に合わせて、子供も大人も楽しく真剣に田植えを進めていきます。
今時、こんな体験なかなかできませんよね。私も初めての体験でした。
この体験の為に、遠くからいらしたというご家族も。
今年は例年より田植え面積が広かったらしく、なかなかハードな田植え体験となりました。
終了後、田んぼをバックに記念撮影をするも、早速カメラ小僧の餌食に。
一瞬でアイドルの写真撮影状態。大変恐縮です。
さぁ、お祭りもいよいよ大詰め!花嫁行列がスタート!
昨年から始まった花嫁行列は、実際に那須町在住のご夫婦が選ばれ行われているので、
アットホームな結婚式のようです。
ちなみに花嫁衣装は着付けの先生の手作りだそう。この暑い時期に合わせてレースを使った涼しげでとっても素敵な衣装です。
白無垢衣装に身を包んだ美しい花嫁さんの登場で、
カメラ小僧のボルテージも本日最高潮に。
ここは私も負けじと、撮る!
撮る!
・・・。
「とにかく、カメラ小僧がすごい!」
水田の向こうに遊行柳、その中を進む花嫁行列。
最高じゃないですか。しっかりと目に焼き付けておきました。
そんな訳で!!
撮って楽しい!撮られて楽しい!フォトジェニック必須の『芦野の里の田植え祭り』!
貴重な田植え体験をしに、皆さんもぜひ芦野へ!
以上、まっしぃでした。
【遊行庵直売所】
場所:栃木県那須郡那須町芦野2584-3
営業時間:8:00〜16:00
定休日:火曜日
電話番号:0287-74-1061
HP:遊行庵直売所