こんにちは!
那須移住歴2年目、
田植えは結構やっているけど、
稲刈りをやったことがなく、
2021年の今年もなんだか出来なそうな予感だったけど、
やっぱり今年もできなかった”自称”那須観光大使こんどうあゆです。
前回の投稿では、“できない可能性だった2021年の稲刈り”でしたが、
今年も完全にスケジュールが合わずでございました。。。
2022年にまたリベンジ!って私は来年もお米作りに参加したい気マンマンなのです!
今回の記事では”令和3年田んぼチーム”からNaSuMoの記事でもお馴染みの染織アーティスト、Kiyoka Endoさんの、稲刈り体験のインタビュー形式でお送りします。
過去のKiyokaさんの記事はこちら
目次
那須の田んぼチーム!稲刈り期の様子
10月某日、那須の田んぼチームの稲刈りが行われました。

当日行けなかったわたしは”令和3年田んぼチーム”のタイムラインに上がる稲刈りの様子が楽しそうで悶々としておりました。
通常稲刈りの時期は、穂が出てから約40~45日と言われていて、那須界隈では10月上旬あたりから、稲刈りの光景を目にする機会が増えました。黄金色の稲穂が垂れ下がる頃が稲刈りのシーズン。これはまさに秋の景色ですね!
今回稲刈りを初めて体験されたKiyokaさん曰く
お田植え時に水が張っていた田んぼは、このシーズンになると乾いた状態。しかし水が少し残っている田んぼの脇のあたりは一度足を入れたら抜くのがかなり困難な沼!状態だったそう。
稲刈りの方法は”コンバイン”という稲や麦などの穀物の刈取りや脱穀を行う機械と、カマを使った”手刈り”のハイブリッドスタイル!

では早速Kiyokaさんの稲刈り体験談にいってみましょう。
あゆ:初めての稲刈りいかがでしたか?
Kiyokaさん:初めてのことで何もわからないことだらけ。何を持っていったらよいかもわからないから、とにかくワクワクを背負っていきました!

Kiyokaさん:まずは手刈りから始めたのですが、カマで稲をザクっと刈った瞬間がとても感動で、、、よく育ってくれたね〜って!そのあとコンバインに乗って刈らせてもらったのだけど、私からするとその様はもう”戦闘モノ”の機械というか、、、笑 全部の動きに見惚れてしまって「もう早く手を動かして!!!!!」ってみんなに何度言われたことか。。。笑
あゆ:笑笑 想像つきます!
Kiyokaさん:全ての稲を刈るのにだいたい2時間くらいかかったかな〜終わったあとは地面に落ちた稲藁をみんなで投げて遊ぶっていう。。。笑
あゆ:何それ〜楽しそう!!!!
Kiyokaさん:その後も精米の機械を見せてもらって、またまた見惚れて「早くやって!」ってみんなから。笑
あゆ:そういう小学生いますよね!笑 まるで社会科見学ですね!
Kiyokaさん:本当に!
あゆ:Kiyokaさん、楽しかったですか?
Kiyokaさん:はい!とっても楽しかったです!
こちらが コンバインさんの
必殺技のようです! これは見惚れてしまうかも。。。
あゆ:伝わりました!そんなワクワクが詰まったお米いただくのが楽しみすぎる。
【わたしとお米】Brillante Kiyoka Endo編
引き続き、染織アーティストのKiyokaさんに【わたしとお米】について伺っていきます。
私、こんどうあゆが那須に移住してきてから、本当に本当にお世話になっているKiyokaさん。次回で7回目を迎えるマルチプルワルツの主催も一緒にやらせていただいています。

今年で那須歴14年目のきよかさん。染織アーティストとして国内外で活躍されています。
那須に移住されてから長いですが、今回のお米作りは初めての経験!ご自身のお店を構えていることもあり、これまではお店や制作以外の時間を取ることがほとんどなかったそう。この1年でお店の営業スタイルにも変化があり、今回のお米作りに参加することができたようです。(わたしもご一緒できてとてもうれしかったです!)
あゆ:今回のお米作り、やってみて実際にどうでしたか?
Kiyokaさん:今年は生活にも変化があったことで、やりたいことにチャレンジしてみよう!と思っていた中にお米作りはあって、ただ周りからは大変だよ〜って声もあったので全行程参加できるのだろうかという不安はあったかな〜大変だよって聞いていたから、、、なんだけど、、、
あゆ:そんなに大変じゃなかった!笑 (前回の記事にも書きましたがあくまでも自分たちで食べる範囲の話です。)
Kiyokaさん:そう!それはみんなでやっているから。手分けしてやれるってことを知ったというか。わたし仕事柄、誰かと何かを作るってことがほとんどないので、そういった意味でもすごく新鮮だった。一人じゃできないけど、みんなで出来るプロジェクトのような。
あゆ:実際やってみて、誰かに極端に負担がかかるってことでも無さそうでしたよね?最初始めるときはそれが結構心配でした。今回のチームのみなさまは、自分のお仕事されている方たちなので。
Kiyokaさん:うんうん。ここ数年の田んぼチームは、稲刈りまで出来ないこともあったようで(職業柄、那須の秋は忙しい)だから今年は稲刈りまでちゃんとやれて、みんなにとってもちゃんとお米作りに向き合えた1年だったようです。

Kiyokaさん:今回の田んぼチームは全員異業種。時間を何に使うか?がどんどん変わってきているなと。このお米作りを通して、近況報告をしたりする新しい時間の使い方ができた気がするな〜でも昔の暮らしってこんなだったのかなとも思う。例えばみんなでお洗濯をしてそのまま井戸端会議をするような。今回はお米のために集まるアナログなコミュニティーという感じだった。
あゆ:非常に健全なコミュニティーですよね。こんなことがずっと続いていったらよいなと思います。Kiyokaさんにとって、今回のお米作りの経験はどんなことにつながっていきそうですか?
Kiyokaさん:まずはお米作りを通して、農家さんの日常を覗き見させていただいたことに感動しました。自分が食べるだけじゃなくて誰かの食卓に並ぶものを作り続けるってものすごい愛だな〜と
私の染物の一つ「那須染め」シリーズは、主に生産者さんから素材を頂いて染めるという流れなのだけど、今回はその素材を作るところに参加できたことで、染める時の愛のこもり方が絶対変わってくるはず。お米作りを通して生産者さんのことをもっと知れたことが良かったです。
▲NaSuMoの記事でもお馴染みの那須高原こたろうファームさんのトマトの茎で染めた「那須染め」
あゆ:素晴らしい気づきですね!今後の作品も楽しみにしています。Kiyokaさん貴重なお話をありがとうございました!
なんだかすごい展開になってしまいそうな那須でのお米作り
稲刈りはできなかったけど、Kiyokaさんのお話を聞いてすっかり”稲刈りをした気分”になったわたし。来年に向けてイメトレを続けていこう。
そして先日、とうとう出来上がったお米に対面!

そして最後に稲を刈った後の田んぼの様子。

次の記事では、いよいよ実食!初めて自分で作ったお米はどんな味がするのだろう。
そして今後の展開とは!?
引き続きメイドインナスのお米作りレポートをしていきます。
次回もおたのしみにです!