こんにちは。那須町在住の理学療法士、ゆきちゃんです。
好きな模様は白×黒の市松模様です。
さて、今日私がご紹介するのは
【アクーユ芦野倶楽部】
芦野温泉に隣接した「サービス付き高齢者向け住宅」略してサ高住(さこうじゅう)です。サ高住ってなに?と疑問に思われる方も多いと思うので、まずはサ高住の説明を簡単に。
サ高住ってなに??!!
サービス付き高齢者向け住宅…
名前から想像がしてみると……
サービス が付いた 高齢者 向けの 家 ですね^^
そのまんまかっ!
…もう少し詳しく説明すると
一般的に60歳以上の方、もしくは要支援や要介護の方を入居の対象とした、バリアフリー構造の「賃貸住宅」です。別途契約が必要ですが、医療や介護サービスと連携しているので必要な時にはサービスを利用することができます。
サ高住の概要が分かったところで、アクーユがどんなサ高住なのか早速見ていきましょう!
目次
アクーユ芦野倶楽部に潜入
まずはこちらがエントランス
自動扉は一部木目調で優しい雰囲気が出ています。
入る前からお洒落な空気が漂っていてわくわくしました!
扉を入ると、ホテルのようなフロントが。
こちらではコンシェルジュの方が各種手続きや相談に対応してくださいます。
1階の一番奥はレストラン「トリニティ」
きっ!きれい!!
そして広い!
入居されている方はもちろんこちらでお食事をとることができます。
ランチのみ(11:00~15:00、水曜日定休)
入居者以外の方も利用できるのでぜひ食べに行ってみてくださいね!
それでは、わたしも早速
いっただっきま~す!!
この他にも、本格石窯を使って焼いたピザやオムライス、麺類など種類豊富なメニューとなっていました。カレーライスのお味は・・・言わずもがな、美味しかったのですが。辛さの調整ができるようにスパイスを別の器に出してくれていて、自分好みの辛さで食べることができました。
レストランだけでも、リピートしたくなる美味しさとおもてなしでした。
レストランの奥には麻雀スペースやトレーニングルーム、地下には大きなカラオケルームもあります。
入居されている人達を募って麻雀をしたり、好きな時間にトレーニングをして汗を流したり、カラオケで思いっきり声を出したり…。
思い思いの過ごし方ができそうですね。
居住スペース
続いては居住スペースの見学をさせていただきました。
アクーユの居住スペースは1階の自立棟と2階のケアレジデンスに分かれています。
まずは自立棟がこちら
ホホホ!ホテルみたいですね(・ω・)!
間接照明の灯りがやわらかく、落ち着く空間になっていました。
高齢者の施設と言っても住宅なので、部屋には簡易キッチンやお風呂もついています。
アクーユでは食事をレストランで食べるか、自炊をするか
自室のお風呂に入るか、芦野温泉に入るか
色々な選択肢があるということが分かりました。
部屋を出るとこんなお洒落な緑の空間が。
というか・・・外に出ると・・・
寒いっ!!
そう、こちら自分のお部屋に行くために一度外を通るのです。
もちろん屋根はありますが・・・同じ建物内なのになぜ外?と疑問に思いましたが
これにはちゃんと理由があるそうです。
それは、ここはあくまで「あなたの家」だから。外気に触れ四季を感じ、季節に合わせた服装をする。当たり前のことを当たり前にすることを大切にしてくれる施設のコンセプトなのでした。
2階のケアレジデンスは65歳以上で要介護状態の方が入居するスペースとなっています。
こちらは介護が必要な方が安心して過ごせるよう、介護職員が常駐しており食事は共有スペースでみなさんと召し上がります。
お風呂は一般浴(家庭のお風呂のようなつくり)と機械浴(介護用の椅子に座ったままお風呂に入れる)があり介助のもとで安全に入ることができます。
居住スペースは天井が高く広々としていて、でも広すぎない居心地の良さがありました。
百聞は一見に如かず。宿泊体験ができるのでぜひ体感してみてください。
クリニックとの連携
アクーユ芦野倶楽部は、同建物内に「あしのメディカルクリニック」「芦野薬局」を併設しており、入居されている方は病院の診察室直通の通路を利用して受診することができます。
あらかじめ予約をしておけば、待ち時間はほぼないそうです。
建物内にクリニックがあるなんて安心ですね。
入居者さんにインタビュー
ではここで、アクーユ芦野倶楽部に入居されているIchi(いち)さんにお話を伺う機会を得られたので色々と聞いてみました!
Ichiさんは茨城県の自宅とアクーユ芦野倶楽部との二拠点生活を送っています。
日経新聞にアクーユが紹介されており、興味を持って実際に体験入居をし、木のぬくもりを感じられること・何百世帯という大きい施設でないこと・施設スタッフの対応など本当に様々なことを吟味され入居を決められたとのこと。現在奥様と2人で二拠点生活を満喫されています。
では、実際に生活してみての楽しさや暮らしやすさはどうなのでしょう?
◆入居者の皆さんとの交流から、様々な生き方の勉強ができる
アクーユにお住まいの方は年齢も出身も人生もそれぞれ違います。食事場面や共有スペースでの交流の中での会話から沢山の学びがあるそうです。
まさに人生一生勉強・・・ということですね。
かくいうわたしも今回の取材でのIchiさんとの会話がとても実りある有意義なものであり、このような学びが日々の生活の中であるのだな!と実感することができました。
◆四季を感じることができる
アクーユ芦野倶楽部からは新緑や芦野の花火、紅葉に…と四季折々の景色を見ることができます。また、お部屋に行くまでに温度を感じることもできます。
施設に入居すると、どうしても自然との触れ合いが減ってしまったり四季を感じることが少なくなってしまうイメージがあるかもしれません。
Ichiさんはアクーユの生活の中で季節の移り変わりの美しさを目で、肌で実感することができているそうです。
◆芦野温泉が隣接、心身の健康増進ができる
なんと言ってもこのアクーユ、芦野温泉と隣接していることが大きな魅力の一つでしょう!!Ichiさんは朝・夕と芦野温泉を利用しているそうで、実は入居して約10ヶ月自室のお風呂は使用していないとのこと。
この芦野温泉は、現代の湯治場として人気の温泉で、高齢の方のみならず最近は若い女性の間でも人気が高まりつつあるようです。
アクーユを見学した後にゆっくり温泉につかるのもいいですね!
◆レストランでの美味しい食事
アクーユ芦野倶楽部のレストラン、トリニティでは5人の調理人さんが腕を振るっているとのこと。こちらの食事を食べ慣れたIchiさんは、それぞれの調理人の特徴まで把握していらっしゃるそうです。ぜひ食べ比べてみたい!
さて、ここまでアクーユでの生活の良いところを教えていただきましたが、茨城と栃木の二拠点生活、大変ではないのでしょうか??
二拠点生活での良いことと大変なことをお伺いしてみました!
◆生活にメリハリができている
現実の仕事の生活と、別荘のような余暇生活が味わえているそうです。また、気持ちがリフレッシュでき仕事が捗る、車移動の際車窓からの景観や道の駅での買い物を楽しむなど利点が多いそう。
生活拠点が二つあることで、生活費や維持費は増しますが楽しみが経済面の大変さを上回っているそうです^^
人を幸せに。スタッフの想い
最後に、アクーユ芦野倶楽部営業部門リーダーの橋本さんにお話をうかがいました。
「人をHappyにすることが私の仕事です。」
橋本さんは、柔らかな笑顔でそう伝えてくれました。
都会の喧騒を離れ、第二・第三の人生としてアクーユ芦野倶楽部を選んだ方達。魅力あふれる場所の中にあっても、寂しさや孤独感を感じることもあるかと思います。
施設サービスの提供だけでなく、一人一人の入居者さんを尊重し心に寄り添う関わりをする…。そんな想いを聞いて、じーんと胸が熱くなりました。
存在は知っていましたが、内部を詳しく見るのは今回が初めてだったアクーユ芦野倶楽部。
高級なホテルのような雰囲気を持ちながらも、「住居」として住む人の自由や自律を尊重してくれる素敵な空間だなぁと感じました。
この記事を読んでくださったみなさんも、アクーユ芦野倶楽部の雰囲気とおいしい料理、そしてスタッフさんの情熱を味わってみてはいかがでしょう?
アクーユ芦野倶楽部
〒329-3443 栃木県那須郡那須町芦野1469-264
TEL 0287-74-0222